ブルースクリーン画面の3行目あたりに「BAD_POOL_HEADER」と表示されてWindowsが起動しなくなったときの解決方法を紹介します。
大変のブルースクリーンは「スタートアップ修復」「システムの復元」で解決できます。
この記事を読まれている方はそれでも解決できなかった方だと思います。もしかしたらウィンドウズにインストールしているアンチウイルスソフトは、ウイルスバスターではないですか?
ブルースクリーンの原因はウイルスバスターだった
BlueScreenView というアプリで調査した結果、ブルースクリーンを引き起こしているファイルが「TMUMH.sys」と判明しました。
TMUMH.sys はウイルスバスターのファイルです。ウイルスバスター自身のシステムファイルの更新のときに何らかの異常が発生してしまったと推測されます。
このファイルを再作成すればブルースクリーンは解消されます。
その手順を以降に紹介します。
TMUMH.sys ファイルの再作成手順
- パソコンが起動している場合は電源を落としてください。
- パソコンを起動させてパソコンメーカーのロゴが表示された「F8キー」をトントントンと連打してください。
- 「詳細ブート オプション」という黒い画面が起動します。難しそうな画面ですが慌てなくて大丈夫です。
- カーソルキーをトントントンと押して「セーフモード」のところでエンターキーを押してください。
- パソコンが起動したらエクスプローラーを開いて「C:\Windows\System32\drivers」に移動してください。
- そこには先ほど紹介した「TMUMH.sys」があるはずですので、Delキーを押して削除してください。このフォルダの中は大切なファイルがいっぱいですので慌てずゆっくりやって下さい。
- パソコンを再起動させてください。Windowsが正常に起動されるはずです。
- この時点では右下のタスクバーにあるウイルスバスターのアイコンがグレイ表示されて起動していないはずです。「TMUMH.sys」を作成している最中だと思います。
- 再度、エクスプローラで「C:\Windows\System32\drivers」を開いて「TMUMH.sys」の存在を確認してください。
- 「TMUMH.sys」が確認できたら再び再起動してください。
- 今度はウイルスバスターのアイコンが正常に表示されているはずです。万が一グレイ表示が解消できなかったときは、ウイルスバスターを再インストールしてください。
最後に
「スタートアップの修復」「システムの復元」でブルースクリーンが解消できないときは、OS以外のアプリに何らかの原因があります。
そのときはセーフモードで起動して「BlueScreenView」を使用して原因を突き止めましょう。そのアプリを消すなり対処できれば、案外簡単にブルースクリーンは解消されるはずです。
ではでは。