社内ネットワーク環境下で、マイクロソフトやオラクルといったサイトから大きなファイルをダウンロードしようとする失敗するという報告が、利用者から年に4、5回ほどありました。
調査した結果、ファイアウォール「Fortigate」に原因がありました。
レジュームダウンロードブロックを無効にする
ファイアウォールの設定を一項目、変更するだけでダウンロードに失敗することがなくなりました。
実際に行った設定を具体的に説明すると、Webフィルタリング設定 -> アドバンスドフィルター内にある「ウェブレジュームダウンロードブロック」という項目を無効する(チェックを外す)だけです。
レジュームが無効だとエラーとするサイトがある
昔と比べてインターネット回線が大きく早くなってきているので、ダウンロードするファイルサイズも比例して大きくなってきていますが、回線を利用する側としてはできるだけ回線の負担にならないように心がける必要があります。
マイクロソフトやオラクルといった巨大サイトでは、ネットワークトラフィックも半端ない量だと思います。また取り扱っているファイルの容量をOSやDBに関係するファイルなので巨大です。
そのためダウンロードエラーの際は、失敗したところから再開してもらって、少しでも回線への負担を減らしたいはずです。そういった背景からレジューム機能が無効になっている接続元からのダウンロードを弾いているのかなと思います。
レジューム機能が無効だとエラーとするサイトがあるので、ファイアウォールの設定を変更しておいたほうが無難ではないでしょうか。